みのおキューズモール

若手映像クリエイター×みのおキューズモール

PROJECTION MAPPING CREATORS SHOW エルステージ 2018.11.23~25 18:00~

若手の才能には未来がある。

イルミネーションと連動された
ノミネート作品を一挙上映

ご応募いただいた参加者様および
当日お越しいただいたお客様へ

このたびは、「第2回みのおキューズモールプロジェクションマッピングクリエイターズオーディション」に多数の作品をご応募いただき誠にありがとうございました。
今回11月3日(土・祝)に行われた「第2回みのおキューズモールプロジェクションマッピングオーディション」授賞式および上映式において、ご応募いただいた一部の作品に音や映像が乱れるなど、正常な投影がなされませんでした。ご応募いただいた参加者様はじめご来場いただいたお客様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
改めて、またもう一度多くの方に作品をご覧頂き楽しんで頂く為に、以下日程で再度上映会を実施いたします。

日時:11月23日(金・祝)~25日(日) 18:00~
場所:みのおキューズモール エルステージ
内容:イルミネーションと連動したノミネート11作品の上映

みのおキューモールプロジェクションマッピングクリエイターズオーディション事務局(株式会社パンスール)

ノミネート作品一覧Nominated works

優秀作品
Emotional future
TEAM-AIKN
優秀作品
擬態
井口智奈
優秀作品
For Tomorrow
野中裕稀
  • 応募作品

    ButterflyEffect
    内部勇弥

  • 応募作品

    Gate
    大巻弘美

  • 応募作品

    Future wave
    河村友紀

  • 応募作品

    Warp Drive
    コウチ

  • 応募作品

    GRIDMOVE
    齊藤公太郎

  • 応募作品

    未来【みーらい】
    藤田雅奈

  • 応募作品

    金魚舞踏会
    村松志咲里

  • 応募作品

    noir
    YüihoUmeoka×Glehal.

※厳正な選考の結果、今回は最優秀賞の該当作品はなし。

選考委員Examiners

みのおキューズモール 総支配人桑原 克典

109シネマズ箕面 支配人楠本 拓馬

京都大学 大学院 人間・環境学研究科 教授阪上雅昭

大学非常勤講師・映像学会会員平野 知映

第二回みのおキューズモールプロジェクションマッピングオーディション総評General Comment

まず はじめに、
本企画にご応募いただいた作家の皆様に、心から厚く御礼を申し上げます。

審査の結果については、ホームページ上に発表されている通りですが、
応募者の方々はじめ、
今後、プロジェクションマッピングの制作にチャレンジする方々の為に、
なぜ、このような結果に至ったのか、経緯をご説明させていただきます。


応募作品の中には、クオリティが非常に高く、美しい作品が数点ありました。

私共は、審査当日より事前に、パソコン等で、映像を拝見しておりましたが、

その時点で、
「実際にプロジェクターで投影したら映らないかもしれない。」と感じる作品も数点ありました。

このコンペティションは、
「プロジェクション マッピング」であり、映像作品のコンペティションではありません。

パソコンの画面上で、どんなに綺麗に見えても、
実際に、大きな「建物」や「地面」に投影されると、その表情は、まるで違ってきます。

特に、繊細な線や、暗い色彩の表現は、ディスプレイ画面で見るほど映らない上、
みのおキューズモールという環境からしても、完全に遮光する事はありません。

どんなに美しい作品でも、楽しい作品でも、
当日、映像が見えなければ、観客に何も伝わらないのです。

これは本当に、もったいない事です。

また、今年度の作品は、
モーショングラフィックス系のアニメーションが数多くあり、
エフェクトの表現なども、似たものが多い印象がありました。

またエフェクト部分以外は黒い画面の作品が多く、
実際に投影した時の印象も悪くなってしまい、 大変もったいないと感じました。

作品の評価にあたっては、作家の個性や、今後の将来性、
そして、みのおキューズモールにお越しいただいたお客様に楽しんでもらえるなど、
様々な事を総合的に判断し、優秀作品に選出させていただきました。

また今年度は、最優秀賞の該当者はなし、と致しました。
これは最終まで残った作品に抜きんでたものがなく、
それらの評価がどれも僅差であったためです。
その代わり本来は二名のところを、受賞者を一名増やし、三名とさせていただきました。

今回の受賞が、少しでも、今後の作品制作の励みになれば、とても嬉しく思います。
受賞者の皆様の今後の活躍が、本当にとても楽しみです。

そして、彼ら以外にも、
もし、来年チャレンジしてくれる方がいるなら、
是非、現地にお越しいただき、「建物」や「地面」の構造を研究していただければ幸いです。

また、「実写」の作品を制作されている方にも、是非チャレンジしていただきたいと思います。

そして、本コンペティションのプロジェクションマッピングの特徴である
「上(壁面)」と「下(床面)」の関係性についても、考察していただけると、
また違った表現に出会えると思います。

今回、おしくも選考から外れてしまった応募者の皆様も、ぜひ来年ご応募ください。

心からお待ちしております。

本当にありがとうござました。

審査員代表 平野知映

概 要About

屋外型ショッピングモール「みのおキューズモール」の開放感あふれる空間を生かした演出により過去3年間、さまざまなテーマやモチーフに合わせ、冬季に3Dプロジェクションマッピングを行ってまいりました。昨年は魔法にフィーチャーした「Wonder Moonlight Magic」。そして今年は12月より「タイムトラベル」をテーマにした新作を上映いたします。これに先駆けて11月4日より、「クリエイターズオーディション」の入賞作品の上映を行います。2018年は、『若手の才能には未来がある。』をキャッチフレーズに、「未来」をテーマに描いた若手クリエイターの作品が多数寄せられました。この試みは、さらに斬新なコンテンツ発信の一環として一般からの作品公募を行い、今年第二回目を迎えます。若手クリエイターの方々への作品発表の機会提供と、新たな映像美をお届けする本イベントにご期待ください。

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